プロフィール

speaker gain teardrop ホリベ & Novel Sounds増井

Author:speaker gain teardrop ホリベ & Novel Sounds増井
広島を拠点とし、ポストロック/音響/エレクトロニカ系の音を発信するレーベル、Novel Soundsによる音楽紹介ブログ。

http://www.novel-sounds.com/

なお、このブログは、Novel Soundsより委託されて、「speaker gain teardrop / stabilo」の ホリベが管理運営を担当しています。

speaker gain teardrop
official site


セレクターは以下の3人が担当しています。
・ホリベ ( speaker gain teardrop / stabilo )
・佐藤くん ( Headphones Remote )
・Calu ( matryohska )

それぞれが、それぞれの好みで、気が向いた時に更新します。


最近の記事


カテゴリー


月別アーカイブ


最近のコメント


最近のトラックバック


ブロとも申請フォーム


FC2ブログ

Ads by Google

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

アルビニ 再発 2連発・・・

tg logo

シカゴの老舗レーベルである「touch & go」。創立25周年を記念して「touch & go」レーベルの代表作が国内盤化されました!その中でリリースされた「スティーヴ・アルビニ」の初期代表作が再リリースされたので紹介しておきます。

big black
[BIG BLACK / songs about fucking] (touch & go - 1987)

祝・国内盤化!(でしたよね、確か・・・) 80年代に「アルビニ」を中心に結成された伝説のバンド「ビックブラック」。「アルビニ」特有の金属的なギター・サウンド(x2)はこの時点ですでに確立されており、チープなリズムマシーンのサウンドは今聞けば、インディロックとニューウェイブをパンクロックで強引に狂暴にしてしまったような不思議な感じに聴こえます。当時はバンド編成があまりに凄すぎて、その存在があまりに早過ぎました・・・ジャケットは「みやわき心太郎」の漫画「レイプマン」から。今聴いても本当に新鮮でカッコ良いです。

rapeman
[RAPEMAN / two nuts and a pack mule] (touch & go - 1988)

こちらも祝・国内盤化!「ビックブラック」解散後に結成〜あっという間に解散した「レイプマン」。強烈なネーミングで当時の女性団体から講義が殺到という伝説もアリ。バンド名は当然、漫画「レイプマン」から付けられています。しかし、かなり「レイプマン」好きですね「アルビニ」は・・・。笑

そのサウンドは「ビックブラック」以降〜「シェラック」誕生前夜という感じで、「ビックブラック」よりはバンド寄りのサウンドで、全体的に無駄がなくスッキリした雰囲気、しかしギター・サウンドはソリッド感が増しています。

「touch & go」レーベル・サイト ↓

||| touch & go site |||

80年代に鳴らされたこのサウンドが、今の「ナンバガ」「zazen」とか好きな若い子には、かなり新鮮に聴こえるかもしれません。同時発売で「slint」の「spiderland」も国内盤化されてます、これは嬉しい。(jesus lizardは昔国内盤で出てたので有難みがありませんが・・・) 個人的にはこのノリで「shellac」の名盤「at action park」とかも国内盤化して欲しいです。

ホリベヤスチカ (speaker gain teardrop / stabilo)

狂い咲き、爆音マスロック・・・

adebisi shank
[ADEBISI SHANK / adebisi shank] (parabolica records - 2008)

アイルランド出身のスリーピース・バンド「adebisi shank」の4曲入りEP。

本作での彼らのマスロックっぷりが素晴らしく、一聴してゴリゴリの狂暴サウンドがとにかく気持ち良い!90年代のUSインディーロックのゴリゴリ/ヒリヒリ感(レーベルに例えるならtouch & go 的という感じでしょうか?)をさらに音圧を上げたような暴力的な音、アナログ全開の弦楽器隊、無敵の爆音ドラム、聴くモノをねじ伏せるかのような強引かつ複雑な展開ながらシンプルに聴こえるのが不思議です!

「battles」「lightning bolt」「don caballero」「hella」等の好きな方にオススメな破壊力あり過ぎの作品。

|| adebisi shank myspace ||

ホリベヤスチカ (speaker gain teardrop / stabilo)

一般的ファイルの音響変換・・・

txt noto
[ALVA NOTO /unitxt ] (raster noton-2008)

よりアナログ的な手法を取り入れた前作「xerrox」からリリースされた「alva noto」こと「carsten nicolai」の作品「unitxt」。

今作は「jepg」「excel」「word」等のファイルをサウンド化(無理やり読み込ましたデータを元に楽曲を構成してるのでしょうか?)。「alva noto」お得意にリズミックなアプローチで、世界の共通言語としてのリズムとして構成。その他「alva noto」の財布の中のメモやクレジット・カード、 請求書、名詞などに書かれていることなどを文章化した作品など、文章や数字を基とした興味深い内容の曲が並びます。

いつものことながら、シンプルなのに、リズムの組み方はやはり天才的。デジタル・ファイルのデータをコンバートしてサウンドを巧みに利用し、また音響効果を組み込んだ新しい概念の作品となっています。

|| raster noton_site ||

ホリベヤスチカ (speaker gain teardrop / stabilo)



1996年の名盤(1)

1996(1)

1996年には名盤が集中している。
と俺は勝手に思っているが、それは当時俺が20歳で、最も感受性が鋭い時期だったため何を聴いても感動していたせいかもしれない。
しかし、1995年や1997年や1998年も確かにいいCDはたくさんあったが、1996年だけ特別に思える。何故かは分からんが・・・。
若い人に「これは聴いておいた方がいいよ」とお勧めのCDを教えてあげるとしたら、やはり1996年に出たCDが一番多くなる(多分)。

ということで、これからしばらくは1996年縛りでいきます。

まず、誰もが認める1996年を代表するアルバム(と俺が勝手に思い込んでいる)が、
Aphex Twin
Richard D. James Album(1996年)
である。
1995年ぐらいからドラムンベースという音楽が流行っていて、Richard D. James Albumでそれを取り入れたことになっているが、ドラムンベースとはだいぶ違う。ドラムンベースのドラムの「速さ」だけを取り入れて、それを過剰にした感じだ。連打が速すぎてスネアが「ビー」って聴こえるのが新鮮で、ドリルンベースと呼ばれて当時「ビー」ってやるのが流行っていた。
同系統の音楽の名盤としてSquarepusherの「Big Loada」を挙げたいがこれは1997年だった・・・。
まあ、Richard D. James Albumに影響を受けて、その後ドリルンベースが流行ったということである。μ-Ziqの「Lunatic Harness」も素晴らしい。1997年だが・・・。

佐藤(HEADPHONES REMOTE)

あのVOCALOID 遂にメジャーデビュー・・・

miku
[LIVETUNE / Re:package - feat.初音ミク ] (victor - 2008)

2007年 DTM界の革命「初音ミク」のアルバム。「ニコ動」から飛び出し、社会現象まで巻き起こした「初音」ブームはコミケに「ネギ持ち込み禁止」までと異常な加熱ぶりをみせました。

コンピューターに歌わせるソフトは他にもありましたが、「初音」だけは本当に別格でした、これは本当にキャラ勝ちですね。ソフトを手に入れた友人が「これだけでは音楽が作れない・・・」と落胆してましたが、それだけ音楽に興味の無かった層に「音楽を作らせる」という行為に向かわせたただけでも、「初音ミク」の存在は本当に大きいです。

本作はサークル「livetune」が同人CDとして2007年冬コミで頒布&同人ショップで販売されていた「Re:package」に、新曲を追加し発売された新装版CD、ある意味「初音ミク」のメジャーデビュー作です。

期待しないで聴いてみたら意外にも良くて、ポップなテクノ / ハウスはもちろん、エレクトロニカっぽい処理やカットアップなど、高度なテクニックが何気なく多様されています。個人的に珍しく作ってる人のテクニックのみで聴いてしまいました、巧いです。

本作はとりあえずは「ニコ動」でもお馴染みの曲が多数収録されています。ボコーダー使っての、どうしても「パフューム」っぽくなるのはご愛嬌ですね。

当然僕のパソコンにも「初音ミク」は、しっかりインストールされています。笑

ホリベヤスチカ (speaker gain teardrop / stabilo)

幻の白昼夢盤、豪華に装い再登場・・・

epic 45
[EPIC 45 / england fallen over] (make mine music - 2005)

ポストロック / エレクトロニカ / シューゲイザーを絶妙に織り交ぜた「epic 45」の2005年リリースの幻のミニアルバムが祝 リイシュー/国内盤化、そして初のジャパンツアーに合わせてリリース!

キラキラと壮大に輝く、無限のサウンドスケープ、そしてノスタルジックかつドリーミー。シューゲイズ的に処理されたシンセ音や適度にポップでメロディアスなヴォーカルライン、ストリングスを前面に押し出したアレンジ等、彼らのサウンドはこの時点で完成されています。

今回のリイシュー化の為に、1曲のPVを製作。そして「remote viewer」「random number」のremixも収録しています、これがとにかく素晴らしい。この為に買い直しても良い位の豪華な内容になってます。

||| epic 45 myspace |||

ホリベヤスチカ (speaker gain teardrop / stabilo)

なんでこんなにも最高なのか・・・

tctsk
[テニスコーツとセカイ / テニスコーツとセカイ] (noble - 2008)

個人的に大好きなレーベル「noble」からの「テニスコーツ」の、このレーベル的には6年振りのリリースとなるアルバム。

最近の「テニスコーツ」はヤバい位に本当にハズレがない(room40から出たアルバムとか特に)感じの急ピッチのリリースが続きますが、「さや」と「植野隆司」を中心としたこの不定形ユニットが、「NSD」こと「並木大典」と「DASMAN」こと「比留間毅」による2人組「セカイ」と制作したコラボ作がこのアルバム。

ゼロスタートでのセッションを経て製作された本作は、録音や作曲、作詞を同時進行。フィールドレコーディングされたサンプルや「セカイ」によるアブストラクトなビート、幻想的にフワフワ揺れるシンセの肌触り、全体的にクリアなイメージながら、良い意味で重たい部分は重く、そしてエレクトロニカ的な枠を超えた、毎回リリースされるアルバムを聴く度に適度にポップさを守ってるのは本当に「テニスコーツ」の素晴らしさだと思います。

このアルバムは今年は、かなり聴き続けるアルバムとなると思います。

ホリベヤスチカ (speaker gain teardrop / stabilo)

少しキュートで切ない・・・

mom
[ MOM / little brite] (moamoo - 2008)

・・・「mum」ではありません。若干23歳のテキサスのデュオ「mom」。

先鋭的な仲間が気楽に集って解体再構築したかのようなそのサウンドは、アコースティックギター/電子音がふわふわと包み込み、フィールドレコーディングされたサンプルを巧みに使ったリズム、ミニマルかつ、カラフルでゆるやかな展開に心奪われます。

音の意識を集中させても、さらりと無意識に聴いても楽しめる、良い意味でゆるやかな不穏具合がたまらないトリップ音楽が堪能出来ます。

「books」や「fourcolor」辺りがが好きな方にオススメです!

||| mom myspace |||

ホリベヤスチカ (speaker gain teardrop / stabilo)

静かなる凶暴と、今もなお謎の富士銀行・・・

young team
[MOGWAI / young team - deluxe edition] (chemikal underground - 2008)

ニュー・アルバムも楽しみな「モグワイ」の「young team」(97年発表)発表10周年を記念してリリースされたデラックス・エディション!

当時、アルバムより「Mogwai Fear Satan」のシングルに入ってた「my bloody valentine remix」で知った「モグワイ」ですが、アルバム聴いて、静と動の使い分けが素晴らしく凄く衝撃を受けたのを覚えてます、アルバム冒頭の「Yes! I Am A Long Way From Home」カッコ良過ぎます。・・・まだポストロックなんて言葉が無い時代でした。

本作の目玉となる2枚組ボーナス・ディスクは97年のライヴトラックなど収録、「Mogwai Fear Satan」のライヴ音源はやはりテンションが上がってしまいます。リマスター/キャラメル・ボックス仕様。(輸入盤の中のジャケの「富士銀行」はもちろん健在だと思われます)

本作も初期「モグワイ」を代表する作品ですが、個人的には「ten rapid」が一番好きだったりします・・・。笑

||| mogwai myspace |||

ホリベヤスチカ (speaker gain teardrop / stabilo)

嗚呼、永遠の90’sオルタナティヴ・クラシック・・・

downward is heavenward
[ HUM / downward is heavenward ] (RCA - 1998)

久々に聴いて再び激ハマりしてしまいました、1曲目「Isle of the Cheetah」が何度聴いても血が沸騰してしまいます、最近はコレしか聴いてないです。個人的に昔から好きなバンドで隠れた名盤というか、隠れた存在であった90年代にシカゴ(この時代のシカゴのバンドは良いバンドばかりでした・・・)で活躍していたオルタナバンド「hum」。

アメリカでスマッシュヒットを記録した前作にあたる「You'd Prefer an Astronaut」(95年発表)。「MTV」でもヘヴィローテだった超名曲「star」は彼らの代表曲でした。

そしてその数年後にひっそりとリリースされた3作目「downward is heavenward」。前作以上にサウンドが作りこまれていて、とにかく素晴らしい、今聴けば凄く新鮮に思えます。この手のバンドは時代が時代なので「ニルヴァーナ」以降のバンドと片付けられてましたが、彼らはオリジナルとして音を完成させていました、本当に時代が早過ぎた・・・。

しかし90年代のバンドなので、ヘヴィロック / ミクスチャーばりにやはり音が重く歪んでいます、それとは逆にゆる〜く歌うヴォーカルが印象的。全体的にリフでガンガンに押していく展開ですが、それがかなり細かく練られていて、空間に飛び交うエフェクトの処理も見事です、ディレイ等を使わずアンプの歪みだけで鳴らさせる轟音の粒の揃い具合が半端ないです。今聴けばかなりエモな感じが素敵です。

現在は中心メンバーでありヴォーカルだった「Matt Talbot」は「centaur」で活躍。太っ腹な「hum」オフィシャルサイトで古い音源やら壁紙など色々ダウンロード出来ます。

||| HUM official site |||

ホリベヤスチカ (speaker gain teardrop / stabilo)

««BACK  | BLOG TOP |  NEXT»»