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speaker gain teardrop ホリベ & Novel Sounds増井

Author:speaker gain teardrop ホリベ & Novel Sounds増井
広島を拠点とし、ポストロック/音響/エレクトロニカ系の音を発信するレーベル、Novel Soundsによる音楽紹介ブログ。

http://www.novel-sounds.com/

なお、このブログは、Novel Soundsより委託されて、「speaker gain teardrop / stabilo」の ホリベが管理運営を担当しています。

speaker gain teardrop
official site


セレクターは以下の3人が担当しています。
・ホリベ ( speaker gain teardrop / stabilo )
・佐藤くん ( Headphones Remote )
・Calu ( matryohska )

それぞれが、それぞれの好みで、気が向いた時に更新します。


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new release!

coctura

matryoshka remix album 「coctura」
Novel Sounds/Nature Bliss
2009.5.20 release

01. Sink Into The Sin .. Remixed by world's end girlfriend
02. My Funeral Rehearsal .. Remixed by Goldmund (aka Helios)
03. Tyrant’s Miniature Garden .. Remixed by Tujiko Noriko
04. Viridian .. Remixed by matryoshka w/ Yuko (from miimi)
05. Ezekiel .. Remixed by Riow Arai
06. Beyond .. Remixed by Headphones Remote
07. Slowsnow .. Remixed by FORT WAYNE
08. Evening Gleam Between Clouds .. Remixed by mondii (from RdL)
09. light in august, later (Anesthetic) .. Remixed by aus
10. February Lifesaver .. Remixed by matryoshka

http://www.naturebliss.jp/catalog/NBCD001.html

銃口を、下に向けないか・・・

hikimonogatari
[七尾旅人 / ひきがたり・ものがたりvol. 1 蜂雀] (wonderground music - 2003)

「手塚治虫」的な壮大なストーリーで音と声で聴かせた大作「911 fantasia」も素晴らしかったですが、トータルバランスで見るとやはり最高な「七尾旅人」の3rdアルバム。

歌、音のサンプル、そしてギター1本で表現された本作は実験的かつ素晴らしいメロディに溢れています。曲ごとにリンクしたストーリー、「七尾」節で貫かれたメロディ、所々にエレクトロニカ的な音響処理(あくまでアナログに徹してます)が施されてます。

爪弾くアルベジオは静寂を持って、混沌、安らぎ、妖しさ、きらめきを与え、作り手によってゆるやかに破壊を何度となく繰り返しながら練られたであろう良い意味での「あまのじゃく」な楽曲は独自の世界観を放っています。まさに小宇宙とも言える彼の音楽の良い崩し方はまさに本作にあります。

ストーリーとして綴られる童話から古典、日常と様々な風景が描かれ「キューブリック」の「2001年宇宙の旅」のような生命のはじまりまで感じさせる本作は・・・間違いなく傑作です。

|| 七尾旅人 サイト ||

ホリベヤスチカ (speaker gain teardrop / stabilo)

レーベル・・・


レーベルオーナーの体調不良により、現在「novel sounds」のサイトを一時的に閉鎖しています。

レーベルは無くなったという事ではなくサイトを少しお休みします。再準備期間というカタチで申し訳ありませんが、「novel sounds」は新たな展開を予定しています。

「novel sounds」はまだまだこれからも素晴らしいアーティストをリリースしていく予定なのでこれからも宜しくお願い致します!

何かありましたら、僕の方にメールなどでご連絡ください。

ホリベヤスチカ (speaker gain teardrop)

折り重なる緩やかなノイズ・・・

fennesz
[FENNESZ / black sea] (touch-2008)

「坂本教授」とのコラボ等を経てリリースされた「フェネス」待望の4年ぶりのフルアルバム。今作では静かな部分と激しくも優しいノイズパートの差がいつも以上に際立ち、これまで以上にアナログとデジタルの融合っぷりが見事です。ラップトップでの美しいノイズで構築された実験性の高い音楽の第一人者はやはり一味違います。

そして、いつものように「max/msp」(lloopp)やプラグインを駆使したであろうノイズが、いつものようにサラサラと粒状のような楽曲の流れを作っていきます。その優しい轟音に浮かび上がる「フェネス」らしいギターリフのトラックに安心。そして音質はこれまでの「フェネス」作品の中で最高に良い音で作られています。

|| fennesz site ||

ホリベヤスチカ (speaker gain teardrop / stabilo)

消えない記憶、凍てつく瞬間・・・

level
[LEVEL / opale] (spekk - 2008)

「taylor deupree」の「January」級にヒットを記録した、同じく「spekk」からリリースされていた前作「Cycla」が素晴らしかったイギリスのサウンドアーティスト「level」の最新作。

「永遠の瞬間」「凍てついた瞬間」をテーマに製作された本作は、前作以上に非断片的にそして無加工されたサウンドは深い海の底の深海魚が白くゆらゆらと揺れるような、ゆるやかでディープなサウンドスケープは自宅にいながら気軽にサウンドインスタレーション気分を楽しめる超ミニマル音響作。果てしなくアンビエント、ピアノのコードが美し過ぎます。

日常の悲しみや辛さ、追いつけない眩しさ、儚さ、考えても辿りつけない果てしなさを乗り越えた自身の偉大さがこの作品にはあります。

そして「spekk」のジャケットはいつも素晴らしいです。

|| spekk web_site ||

ホリベヤスチカ (speaker gain teardrop / stabilo)

こんな汚れた涙を流すのだろう・・・

tujiko noriko
[TUJIKO NORIKO + LAWRENCE ENGLISH + JOHN CHANTLER / u] (room 40 - 2008)

気づけばこのブログで50回も記事書いてます。最近このアルバムしか聴いてません、何度もループで。個人的な今年のベスト10に入りました。

「ツジコノリコ」と「room 40」主催の「ローレンス・イングリッシュ」、そして「for barry ray」の「ジョン・チャントラー」との3人で作られたコラボ作。

本作はファイル交換により、約3年という月日をかけて制作。「ローレンス・イングリッシュ」の温かなサンプルがいつも「ツジコ」作品に比べて、さらなる深みを与えています。

そして「ツジコノリコ」的な独特のメロディラインや言葉遊びはいつも通り素晴らしく、これまで以上に「日常」をテーマにしている感じが強くなってる感じがします。「ツジコ」さんの作品を聴いてていつも思うのですが、ワールドワイドなリリースながら日本語にこだわってる詩を海外の方が「日本語」を聴いてどう思うのか凄く興味があります。

7曲目が泣きそうになる位に素晴らしいです。

|| tujiko noriko web ||

ホリベヤスチカ (speaker gain teardrop / stabilo)

なにわのエクスタシー&ワイン・・・

boyfriend's dead
[BOYFRIEND'S DEAD / this is your boyfriend's dead] (no label - 2008?)

大阪でライヴで行った時に1番目に出てた、あまりに素敵だったバンド「boyfriend's dead」。リハをボーッと観てたのですが、あまりにツボ(リフ等)な部分が多くてライヴ始まる前からハマってしまいました。

本作はライヴ会場で無料で配られてたEP的作品。バンド名からして不吉な感じですが、ジャケットも無いCD-Rだったのですが・・・聴いたらこれが本当に素晴らしかったです。

同じく大阪でお世話になっている「lemon's chiar」が「loveless」的サウンドをさらに深化させてる(新しいアルバムが楽しみです)としたら、こちらは初期「マイブラ」っぽい感じでしょうか?「loveless」っぽいバンドは山のようにいますが、意外と初期「マイブラ」っぽいバンドってあんまりいないです。

ギターポップ寄りのシューゲイザー・ライクなリフもメロも完璧、女性コーラスも甘酸っぱい。轟音というかリバーブ的に処理されたキラキラ系ギター(ライドっぽい?)がたまりません。全編渡っての緻密に計算されたかのような青っぽさが最高です。

残念ながらアルバムがリリースされてませんが(多分)、「myspace」や「muzie」で試聴出来ます。↓ 「cluster」名曲過ぎます!またライヴが観たいバンドです。

|| boyfriend's dead myspace ||

|| bofriend's dead muzie ||


[boyfriend's dead / cluster]

ホリベヤスチカ (speaker gain teardrop / stabilo)


ジャジーな〜、では簡単に片付けれません・・・

fat jon
[FAT JON THE AMPLE SOUL PHYSICIAN /Repaint Tomorrow ] (p-vine - 2008)

いきなりですが、基本的に「ジャジー」と呼ばれるヒップホップが個人的に苦手です(ゴメンナイサイ・・・)、あの独自のオシャレ感・・・に嫌悪感を覚えてしまいます、この手のジャンルは散々流行ってしまった後で、もうノリ的に別ジャンルになってる感じもしますが、ギリギリのラインで渋いのはやはり「fat jon」。これは「fat jon the ample soul physician」名義としては実に4年ぶりの作品、原点回帰を繰り返しての音を探求しまくった久々の作品です。

「Five Deez」のトラックメイカー/MCとして有名ですが、ココ最近の「ジャジー〜」勢がズラリと並んで似たようなノリの作品ばかりでゲンナリする中、今回のこのアルバムは聴いて「おっ!」と思う内容でした。

まずビートが素晴らしい!一定のサンプルばかりでアルバム全体を構築してるのではなく、新しいビートを開拓しようという感じでしょうか、そのビートは様々です。なにより温かいキック音(こういう音ってクラブで爆音で聴いたら意外と硬くてデカかったりします)、メロディは果てしなくノスタルジックで、ひたすら美しい。アナログ的ノイズも混じりながら、ピアノの旋律が見事な展開を作り上げてます、そしてアゲるトラックはしっかりとアゲてくれてます、とにかく深い・・・。その他、無茶なシンセ音(ビートの補強とかにも使われてますが)とかも強引ながら何故かハマる感じで素敵です、オシャレでストイックな「ジャジーな〜」感じなら、問題なく最高です。

リズムってシンプル(完璧なループ)で良いんだな・・・と改めて痛感させられるアルバムです、ただ「オシャレなアルバム」で片付けて欲しくない作品です。

ホリベヤスチカ (speaker gain teardrop / stabilo)

進化し続けるビート・・・

Private Party
[AOKI TAKAMASA /Private Party ] (commons - 2008)

昔から僕の中で神のような存在です。約2年振りにリリースされた「aoki takamasa」の7作目、今作はなんと「commons」からのリリースです。

今作の1曲目を聴いた時に少し焦ってしまいましたが、それからはいつもの「アオキ」節が全開、どれも素晴らしく、やはりリズムの組み方が天才的です。今回はモダンな感じの雰囲気のトラックや、久々の実験的なトラックもあり「parabplica」と「simply funk」の中間といえるサウンドになってます。個人的にはリズムで押しまくってた前作より好きな内容(前作も最高ですが)になってました。

アオキさんの毎回の進化が楽しみです。

|| aoki takamasa web ||

ホリベヤスチカ (speaker gain teardrop / stabilo)

半透明な音の層・・・

fourcolor
[FOURCOLOR / air curtain+] ( WEATHER / HEADZ - 2008)

「filfla」「minamo」等、世界で活躍するアーティスト「杉本佳一」のソロプロジェクト「fourcolor」名義で「12K」からリリースされていた名盤がマスタリング / ボーナストラック付で再発されました。

先日、友人と「fourcolorのair curtainとminamoのshiningは今聴いても名盤過ぎる!」と話していたら、まさかの「air curtain」がリイシュー。今回は以前リリースされていたモノよりさらに音質がクリアになっています。

タイトル通りの何層にも重なるギターとシンセの音が、ゆっくり、きらきら、ゆらゆらと漂い、適度に実験的でありながらアンビエントな音像が揺らめく作品。もしオーロラっぽいものが青空でカーテン状の雲のように見えるのなら、きっとこんな感じの静かな音でゆったりと鳴ってる気がします。

僕らの名作がさらに名作になって戻ってきました。

|| 杉本佳一web ||

ホリベヤスチカ (speaker gain teardrop / stabilo)

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